DRAWDOWNドローダウン― 地球温暖化を逆転させる100の方法

「DRAWDOWNドローダウン―地球温暖化を逆転させる100の方法」が来月出版されます。原書は、サステナビリティ関係の名著「自然資本の経済」の著者ポール・ホーケン氏により2017年に発行されています。気候変動に対する80のソリューションについて、概要に加え、2050年までの...

サステナビリティリーダーズサーベイ2020

サステナビリティ専門家に、どの会社がサステナビリティのリーダー企業と考えるかなどを聞く、(サステナビリティ)リーダーズサーベイの結果が少し前に発表されています。具体的には、世界71か国700人以上の専門家に「サステナビリティをビジネス戦略に統合しているリーダー企業はどこだと...

両利きの経営と社会貢献活動

最近の経営理論の中で最も話題となっているのに「両利きの経営」があります。イノベーション創出のために幅広い知識と深い知識を両立させる経営です。 イノベーションという概念の生みの親であるシュンペーターが「新結合」という言葉で表現しているように、イノベーションの基本は、「すでにあ...

SDGs採択から5年、戦略的SDGsの推進を考えるべきとき

2015年9月にSDGsが採択されてから5年が経ちました。SDGsはかなり浸透し、普通にメディア等で報道されるようになり、SDGs本も多数出版されてそこそこ売れているようで、SDGsバッヂを付けるビジネスパーソンも、大手町・丸の内あたりでは、当たり前になりました。...

サステナビリティを成功に導く7つの役割

サステナビリティに向けた変革を誰が行うのか?パリ協定やSDGsなど、サステナビリティを推進する枠組みはありますが、サステナビリティを実践するには、人財が必要です。Carola Wiidoogen著”7 Roles to Create Sustainable...

販促担当者が知っておきたいサステナビリティの現在地

販促会議10月号に「販促担当者が知っておきたいサステナビリティの現在地」という記事を書きました。楽天インサイトの「サステナブルな買い物に関する調査」の結果も踏まえつつ、新型コロナ禍でサステナブルな方向にシフトした消費者の生活スタイルを、如何に定着・促進するか、考え方を示しま...

シャトー・メルシャン椀子(まりこ)の快挙

キリングループのメルシャンのワイナリー、長野県上田市のシャトー・メルシャン椀子(まりこ)ワイナリーが、「ワールド・ベスト・ヴィンヤード2020」で、30にランクインしました。これは、相当すごいことのようです。 オーパス・ワン・ワイナリー20位、シャトー・マルゴー22位、シャ...

マルチセクターリーダーのサステナビリティにおける重要性

マルチセクターリーダーは、企業、政府、NGOなど、多様なセクターの垣根を超えて活躍するリーダー人材です。サステナビリティの領域では、企業、政府、NGOなどによるサステナビリティ課題解決のイニシアチブが進められていますが、そうした取組みをけん引するには、複数のセクターのことを...

パーパスと3人の石工

経営人材について語る有名な寓話として、「3人の石工」の話がありますが、これは、パーパスの重要性を伝えるものでもあります。 旅人がある町を通りかかりました。その町では、新しい教会が建設されているところであり、建設現場では,3人の石工が働いていました。その仕事に興味を持った旅人...

サステナビリティからリジェネレーションへ

「リジェネレーション/リジェネラティブ」という言葉が、サステナビリティ界隈で広まっています。基本的には、「再生」と訳されています。まず、土壌を再生させ、より多くの炭素を隔離するリジェネラティブ農業が広まっています。パタゴニアのビール作りなどが(サステナビリティ界隈では)有名...

サステナビリティが産業構造を変える時代

最近、「信越化学が植物肉素材に参入」と報道されました。食肉生産の環境負荷の高さや、動物福祉や健康への配慮などの観点から、人口が増える中、現在の形で食肉供給を増大させ続けることは困難です。そのため、植物肉・代替肉は、成長が確実な有望市場と考えられています。...

海藻養殖の可能性。環境と地方創生の視点から

「ブルーカーボン」という考え方があります。海藻や植物プランクトンが、大気中からCO2を取り入れることで、海洋生態系に固定する炭素のことです。2009年に国連環境計画(UNEP)が命名しました。年間2.5億トン程度のCO2がブルーカーボンとして海洋に吸収されているとされます。...

ビジネス・ラウンドテーブルのステークホルダー資本主義宣言から1年

昨年8月19日、ビジネス・ラウンドテーブル(BR)は、米国の主要企業が名を連ねる財界ロビー団体であるビジネス・ラウンドテーブルが、株主資本主義からステークホルダー資本主義への転換を宣言する声明を発表しました。株主至上主義の考えが根強い米国の主要企業の経営者たちが、株主至上主...

自社ならではの社会価値創造の象徴的プログラムを考えては?

セールスフォースCEOマーク・ベニオフ氏らの著書「トレイルブレイザー(開拓者)」を読みました。セールスフォースは、クラウドビジネスを開拓し、CRMのトップ企業となっています。一方で、ステークホルダーや社会に価値を生み出すという観点の開拓者でもあります。...

「未来を創るイニシアチブ」に日本企業はもっと能動的に対応すべき

サステナビリティの世界では、企業、投資家、NGO等のマルチステークホルダーによる様々なイニシアチブが生まれています。その背景には、サステナビリティ課題解決のためのビジネス環境を整備するには、1社だけでは不可能で、マルチステークホルダーによるイニシアチブが有効であることが、証...

「食」のサステナビリティが本格化している

衣食住は、我々の生活に欠かせないものであり、それゆえ、サステナビリティの観点からは、重要です。人口が増えれば需要が増えるものであり、生活が豊かになれば消費が増え、環境負荷も大きくなります。 そうした中、「衣」については、エシカルファッション、サステナブルファッションなどが注...

日本発サーキュラー・エコノミーのコラボレーションへの期待

先日、サントリーMONOZUKURIエキスパート、東洋紡、レンゴー、東洋製罐グループホールディングス、J&T環境、アサヒグループホールディングス、岩谷産業、大日本印刷、凸版印刷、フジシール、北海製罐、吉野工業所の12社が、使用済みプラスチックの再資源化に取組む新会社「アール...

アーステッドにみる脱炭素に向けた企業変革

世界的に、脱炭素あるいはサステナビリティに向けて大きく企業の業態を変革する企業が増えています。小さな機械メーカーから世界最大の風力発電機メーカーになったヴェスタス、廃棄物処理企業から廃棄物を資源として価値を創出する企業に生まれ変わったウェイスト・マネジメント、鉱物を採掘・精...

新型コロナと生物多様性

サステナビリティ業界では、新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、生物多様性の重要性が再認識されています。人間活動による生態系の破壊が野生生物と人との距離を縮め、それが感染症の原因であると考えられるからです。 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2020年8月号の...

新型コロナ禍でのCSV企業のあり方

ジョニー。ウォーカー、I.W.ハーパー、ギネスなど、幅広いブランドを有する酒類大手英ディアジオは、サステナビリティの取り組みにも積極的です。新型コロナ禍においても、3月にいち早く、世界の医療機関や地域コミュニティ向け手指消毒剤製造のため、アルコールを寄付しています。...