takehikomizukami
2025年1月13日読了時間: 3分
「自社のサステナビリティ」は日本独自の言い方。日本のサステナビリティ経営をガラパゴス化にしないように注意が必要
以前、 日本型CSVとして日本企業の特長である「継続力」を活かしたCSVがあり、東レの炭素繊維などを代表例としてあげました 。 日本は、世界的に見て長寿企業が多く、200年以上の長寿企業の数は、世界の4割以上を占め、2位ドイツの2倍以上とされています。ゾンビ企業を生かすこと...


以前、 日本型CSVとして日本企業の特長である「継続力」を活かしたCSVがあり、東レの炭素繊維などを代表例としてあげました 。 日本は、世界的に見て長寿企業が多く、200年以上の長寿企業の数は、世界の4割以上を占め、2位ドイツの2倍以上とされています。ゾンビ企業を生かすこと...
2025年は、トランプ政権誕生などもあり、ESGに逆風が吹くと考えられている。しかし、世界のサステナビリティに向けた動きは長期的に不可逆的なものだ。短期的に逆風が吹くときこそ、本物のサステナビリティ経営を着実に進めることが、長期的な企業価値の創造という観点からも重要となる。...
少し古い記事ですが、2016年2月号のDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューに、「娘を持つCEOはCSRを重視する」という記事が載っています。CSRというと社会貢献活動のイメージを持たれる方も多いと思いますが、ここでは環境、人権などの取り組みを指しており、現在のサステ...
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2025年1月号に「「成長する製品」を戦略的に開発する法」という記事が載っています。「リバース・イノベーション」などを提唱した戦略とイノベーションに関する世界的権威であるビジャイ・ゴビンダラジャン氏などによる記事です。...
資本主義システムの構造変化が求められている 資本主義は、良くできたシステムだ。人々の寿命が延び、人口が増え、様々な社会課題が解決され、豊かさが広く行き渡るといった人類社会の発展をもたらしている。 資本主義の特徴は、私有財産、利潤動機、市場経済などにあるとされる。私有財産を認...
食用コオロギの生産や商品開発に取り組んできた、徳島大学発のベンチャー企業「グリラス」破産手続きを申し立てました。無印良品と共同開発した「コオロギせんべい」が話題を呼ぶなど、一時期は事業が軌道に乗っているように見えました。しかし、2022年に徳島県内の高校から依頼を受け、給食...
現在、サステナビリティ界隈で、グローバルに事業展開している大企業が対応に追われているのがCSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive、企業サステナビリティ報告指令)です。サステナビリティの詳細な情報開示を求める規則で、E...
日経新聞の「やさしい経済学」で、慶応大学の白井教授が、サステナブル消費が進まない理由と解決策について述べていました。 サステナビリティに多くのアンケートで、多くの消費者が「少々値段が高くてもサステナブルな商品を選択する」などサステナブル消費に対して好意的な回答をしています。...
企業がサステナビリティに先進的に取り組み、社会にインパクトを生み出しつつ社会価値を創造するには、サステナビリティ・インテリジェンスを持つことが必要だ。 サステナビリティ・インテリジェンスとは、持続可能性向けた動きや社会・環境課題に関連するマクロ・ミクロ動向を感度高く捉え、そ...
金融機関のCSVとはどのようなものでしょうか? 今、日本の金融業界では、社会課題解決に取り組む企業に投資するインパクト投資がブームのようになっています。しかし、日本企業は横並びで熱しやすく冷めやすいところがありますし、本気でサステナブルな社会を創っていこうという強い意思を持...
「ブルー・オーシャン戦略」のW.チャン・キム、レネ・モボルニュ氏の新著「破壊なき市場創造の時代」は、「非ディスラプティブな創造」の考え方、事例などを紹介しています。 非ディスラプティブな創造は、技術的イノベーションなどの従来のイノベーションの概念とは一線を画した「既存の業界...
前回、「「社会的に価値があるものには、必ず市場もあるはず」という信念を持ち粘り強く取り組む。そうした「継続力」を活かしたCSVができることが日本企業の特長ではないか。」と書いて、東レの炭素繊維の事例を紹介しました。 今回は、長期視点でCSVを実践している企業として、ユニ・チ...
「三方よし」のDNAを持つ日本企業とステークホルダー資本主義やCSVは親和性が高いとの意見があります。確かに、日本企業は伝統的に社員やサプライヤー、地域社会などに配慮する企業も多く、ステークホルダー資本主義と親和性が高いと言えるかもしれません。また、「企業は社会の公器」とい...
「現在、企業の世界の政治化が進んでいる。なぜなら、政治の世界の企業化が進んでいるからだ。」シカゴ大学のルイジ・ジンガレス氏の言葉です。これまで企業の役割は、経済を成長させ社会を豊かにするために富を創造することと考えられてきました。その中で生み出される環境問題、社会問題につい...
ビジネスの力で社会課題を解決するCSVは、これまで未解決の課題に新たなビジネスのやり方でチャレンジするものです。そこには、従来とは違う考え方、やり方が求められます。 そうしたCSVを進めるうえで重要なのがコラボレーションです。1社では社会課題解決をビジネス化することが難しい...
先般、「 「サステナビリティ」と「ESG」は異なるが、それを統合していくことが目指す姿だ 」と書いた。また、「 ESG経営からは世界のサステナビリティに貢献するチャレンジ、イノベーションが生まれないのでは? 」とも書いている。...
私は、「故郷の氷見に貢献したい」と思い続けているが、この思いはどこから生まれているのか?氷見が本当に良いところだということもあるが、氷見で過ごした少年時代の日々が楽しかったことも大きいだろう。氷見の象徴である海越しの立山連峰を見るたびに、郷愁の念に駆られるとともに、また頑張...
いつも「マテリアリティ特定はサステナビリティ経営において最も重要な取り組み」と言っている。それは間違いない。 サステナビリティ経営におけるマテリアリティとは、以下のいずれかだ。 ① 自社が大きな負の影響を及ぼしており責任をもって対応すべきイシュー...
「サステナビリティ」という言葉と「ESG」という言葉があります。多くの人や企業は、この2つを特に区別せずに使っているようです。しかし、この2つは本質的に異なる概念です。(異なる概念として区別して整理すべきです。) 「サステナビリティ」は、経済的成長を求める資本主義の弊害とし...
前回のブログで、ユニリーバが専門家の評価による企業の「サステナビリティ・リーダー」として第2位の評価を得ているが、サステナビリティ経営を牽引したポール・ポールマン氏がCEOを退任したあと評価は下がり気味と書きました。 最近のユニリーバは業績や株価が低迷しており、ポールマン氏...