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サステナビリティ経営を可能とする「(短期・長期の)両利きの視点」

先日実施した拙著「サステナビリティ-SDGs以後の最重要戦略」の出版記念シンポジウムのパネルディスカッションが記事になりました。 ブリヂストン稲継様、ネスレ日本嘉納様、GAIA Vision出本様、WWFジャパン東梅様にご登壇頂き、サステナビリティを進めていくために必要な視...

DEIで見落とされがちな視点。障害者の雇用は競争優位の源泉となる!

今月のDIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(DHBR)に、「(DEIで見落としがちな視点)障害者の雇用は競争優位の源泉となる」という論文が載っています。 拙著「サステナビリティ -SDGs以後の最重要生存戦略」で、SDGs目標8に貢献する取り組みとして「未活躍人的資...

企業のサステナビリティが踊り場に差し掛かる中、どう振舞うか

ESGファンドの閉鎖が相次ぐなど、ESGブームは終わったとの見方がある。ESGへの関心の高まりの流れに乗って、多くのESGファンドが立ち上げられたが、余り中身のないものが淘汰されるのであれば、良い動きとも言える。 ただし、後に本物が残ることが大事だ。ESGファンドが持つ視点...

プロモーションにサステナビリティをどう反映させるべきか?

販促会議12月号の特集で、プロモーションの文脈でサステナビリティについて解説しました。 サステナビリティは、将来の世代のために地球環境や社会、経済などを長期的に持続可能なものにしていこうという考え方。企業が取り組むサステナビリティ活動では、環境・社会に負の影響を与えないこと...

ダブル・マテリアリティの理解なくして、シングル・マテリアリティは正しく評価できない。

サステナビリティの世界では、シングル・マテリアリティか、ダブル・マテリアリティかといった議論がなされることがある。情報開示の2大スタンダードとも言えるISSBとGRIがそれぞれの立場を取っていることなどが背景にある。 しかし、マテリアリティ評価については、シングル、ダブルの...

改めてサステナビリティ、サステナビリティ経営、そしてサステナビリティ人材を考える

サステナビリティとは何か?これに答えるのは、意外に難しいのではないでしょうか。”Sustainable Development”については、1987年に国連のブルントラント委員会が示した「将来世代のニーズを損なうことなく,現代世代のニーズを満たす発展」という概念があります。...

ソニーのパーパスと世界のパーパス。そのつながりの強化に期待

パーパス経営において、良くソニーがベストプラクティスとして挙げられます。確かに「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」は、ソニーらしさがシンプルに表現されていると思います。 一方で、サステナビリティを推進する人間としては、このパーパスでは、世界のサス...

“ウォッシュ”に対する備えがより必要となっている

EUがグリーンウォッシュに対する規制を強化し、2026年以降は、ファクトなどで根拠を示さない限り、カーボンニュートラル、エコ、グリーン、省エネ、生分解性などを商品宣伝のうたい文句として使用することが禁止されます。カーボンオフセットを用いてカーボンニュートラルとアピールするこ...

ミルトン・フリードマンに関するいくつかの視点。サステナビリティや新しい資本主義の議論にあたっては、新自由主義の功もしっかり理解する必要がある。

サステナビリティやステークホルダー資本主義の議論になると、必ず新自由主義の象徴とも言えるミルトン・フリードマンが引用されます。 拙著「サステナビリティ -SDGs以後の最重要戦略」でも、フリードマンの「企業経営者の 使命は株主利益の最大化であり、それ以外の社会的責任を引き受...

ジャニーズ問題は、ビジネスと人権について考える良い機会

最近は、ジャニーズのニュースを見ない日はありませんが、この問題は、企業が人権への対応を考える良い機会となっています。 9/7のジャニーズ事務所の会見を受けて、アサヒグループHDは、いち早くジャニーズ事務所のタレントを広告に起用しない方針を発表しました。勝木社長は、ジャニー氏...

非財務・財務の関係性を示す方法・ツールは、将来の価値創造、そのためのマネジメントに生かさなければ意味がない

最近は、ESGの文脈で非財務と財務の関係性を分析することが流行っているようだ。ESGの取り組みと企業価値との相関関係を重回帰分析するツール、非財務要素がどう財務価値につながるかの因果関係をロジックツリーのように示す方法などが提示されている。...

反ESGの嵐が吹き荒れるときこそ、本物のサステナビリティ企業かどうかが問われる

最近は、米国を中心にESGに逆風が強まっているようだ。フロリダ州では、反ESGの急先鋒であるデサンティス知事主導で、州関連の年金基金の運用や地方債の発行、州政府の物品やサービスの調達などでESGを考慮することを事実上禁じる「反ESG法」が成立した。テキサス州では、化石燃料に...

カーボンクレジット10の原則:カーボンクレジットは正の外部性を促進する有効な施策だが、カーボンニュートラルに向けて企業が安易に依存できるものではない。

GHG排出増加による温暖化・気候変動、生態系破壊などのサステナビリティ課題は、企業を中心とした経済活動がもたらすマイナスの影響、負の外部性です。この基本的解決策としては、外部性を生み出している経済主体に、そのコストを負担させる「内部化」があります。炭素税などは、GHGを排出...

影響力の大きい企業を動かす!NGOの戦略的アプローチ

最近は、GAFAM(アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタ)にテスラ、エヌビディアを加えた7社をマグニフィセント・セブンと言うそうだ。今年度初頭から米国株式市場をけん引しており、売上でもS&P500指数構成銘柄の500社の約10%を占める。その影響の大きさ...

サステナビリティが目指すドーナツ経済的世界観         WBCSDビジョン2050

今般出版した書籍でも述べていますが、「サステナビリティ」が目指す世界は、「すべての人々が平和と一定の豊かさのもと潜在能力を発揮でき、地球への負荷が再生可能な範囲に収まっている世界」といった感じのものです。これは、一定の豊かさを満たしつつ(基本的なニーズが満たされない内側の円...

ステークホルダー資本主義のジレンマ  -ステークホルダー資本主義がSXを妨げる-

最近、米国で反ESGの動きが目立つ。共和党の影響力が強い州では、気候変動や人種的平等に配慮した投資を行っている運用会社からの資金引き揚げを政府年金基金に義務付ける法律が可決している。こうした反ESGの思想的背景には、「ESGは政治、経済や市場に政治を持ち込んではならない、投...

天ぷらバスとネステの話 -SXで成功するには、洞察力と意思決定の速さが必要-

2011年3月の東日本大震災の発生直後、いてもたってもいられず、当時の勤務先で何か支援すべきと話し合い、1月後に、クライアント企業のCSR担当者などに参加してもらい、ボランティアツアーを実施しました。ツアーは、被災地支援のノウハウを持つピースボートの元メンバーが会社いたこと...

世界のパーパスと企業のパーパスを結び付ける

企業は、何故サステナビリティに取り組む必要があるのか?気候変動、生物多様性喪失や海洋プラスチックなどの環境問題、貧困や格差、差別などの社会問題に対し、それを生み出している現在の経済活動の主体である企業は、責任をもって対応する必要がある。...

SDGsをビジネス機会とするためには、思考の広がりが必要だ。

SDGsはビジネス機会になると言われるが、それは、世界がSDGsを達成しようとした場合、政策転換、大規模投資がなされ、新しく大きな市場が生み出されるという、希望に基づく仮定にすぎない。そもそもSDGsは、既存の社会・経済システム、ビジネスにおいて未解決の問題の集合体だ。基本...

サステナビリティ経営戦略を考える

企業がサステナビリティ経営戦略を考える場合、基本は「企業がサステナビリティに取り組む3つの原則」への対応となる。 まずは、3つの原則の観点から、サステナビリティ経営の軸なるマテリアリティを特定する。そして、マテリアリティにどう取り組むか、施策、戦略を考える。ここでも「企業が...

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