個人は、SDGsにどう貢献できるか?
個人は社会にどう影響を及ぼすことができるでしょうか?以前にも書きましたが、基本的に個人は、生産者、消費者、市民の3つの顔を持っています。生産とは、「人間のニーズを満たす財やサービスを創り生み出す活動」で、狭義には、交換や取引の対象となる財・サービスの生産を意味しますが、広義...
個人は社会にどう影響を及ぼすことができるでしょうか?以前にも書きましたが、基本的に個人は、生産者、消費者、市民の3つの顔を持っています。生産とは、「人間のニーズを満たす財やサービスを創り生み出す活動」で、狭義には、交換や取引の対象となる財・サービスの生産を意味しますが、広義...
参院選が公示され、選挙戦が本格的にスタートしました。各党が公約を掲げていますが、サステナビリティに関するものはほとんどありません。唯一、「再生可能エネルギーの普及」がありますが、これは気候変動対応ではなく、「脱原発」を争点としたものです。すべての政党が、サステナビリティは票...
G20が閉幕しました。首脳宣言の目玉の一つが、プラスチックごみの流出による海洋汚染を2050年までにゼロにする「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」です。海洋プラスチックは、最近急速に注目され、各国・地域が対応を進めており、各国間で合意しやすい状況にありました。そこで、日本政...
今年のShared Value Leadership Summitのビデオを視ていますが、例年通り、エネルのセッションは、面白いですね。エネルは、世界最大クラスの電力会社でありながら、将来的に電力を100%再生可能エネルギーで供給することにコミットし、その実現に向けて、サス...
昨年まで毎年、5月に開催されるCSVの世界大会とも言える、シェアード・バリュー・サミットに参加していたのですが、今年は転職したてのこともあり、参加しませんでした。その代わり、Share Value InitiativeのHPにアップされている今年のビデオを視ています。...
SDGs/ESGなど、企業のサステナビリティ推進を促すトレンドはあり、以前より企業のマネジメントの関心は高まっています。しかし、大部分の企業においては、サステナビリティは、情報開示や外部からの要請に対する受け身の対応として、まだまだ「担当部署が取り組むべきもの」にとどまって...
フィリップスは、「2025年までに30億人の人々の生活を改善する」という壮大なビジョンを掲げています。その実現に向けて、世界各地域でフィリップスの製品とソリューションが何人の生活に影響を与えているか、算出し公開しています。フィリップスのHPにある世界地図をクリックしてみると...
CSVで世界をリードするFSGが”CSR Strategy Roadmap”というレポートを発行しています。基本的には、社会貢献活動を戦略的・効果的なものとするためのガイドラインです。 同レポートの冒頭では、「企業の社会への貢献への関心が高まっており、CEOは、5年前は関心...
SBTi(Science Based Targets initiative)のもとで意欲的なCO2排出削減目標を設定することにコミットしている企業は、世界で550社を超えています。日本企業でも、これまで環境長期目標の設定に慎重だった企業もどんどん長期目標を設定してきています...
日本企業によるSDGsの取り組みの現在位置は、どこにあるでしょうか。自社の活動とSDGsを紐づけて、Webやサステナビリティレポートなどでコミュニケーションする。加えて、社内研修などにSDGsを組み込み、社内浸透を図る。これを企業SDGs1.0としましょう。日本の大企業の多...
日本では、地方創生SDGsが注目されています。これは恐らく日本独自のトレンドではないかと思います。地方自治体レベルで、SDGsに掲げられる社会課題に取り組んでいこうという動きは、世界的にいろいろな事例があると思いますが、国レベルの政策として「地方創生SDGs」などを掲げてい...